次世代型塗装といわれる断熱塗装について

▼断熱塗装とは何だろう?

地球温暖化の問題が浮上してからかなりの年数が経つけれど、日本は省エネ技術については世界最先端をいっていると聞いています。

スマートシティという構想も本格化して、国内のあらゆる地域で、太陽熱や風力などを利用した自然エネルギーの活用も実用段階に入りました。

そんな中で飛躍的な成長を遂げているのが、塗装に関連した業界です。

たとえば断熱効果の高い「断熱塗装」がいま急速に普及していて、毎年右肩上がりに需要が増えているといいます。

断熱塗装はいわば断熱材の役割を果たすものでその効果は、たとえばこの塗料を住まいの屋根や外壁塗装として塗布すると、断熱塗料の中に含まれる遮熱機能がはたらいて、太陽熱をカット。

その結果、室内の温度を飛躍的に下げる効果があるといいます。

遮熱効果とか断熱効果などといわれているもので、この成果はすでに塗料メーカー各社の研究室や公的な機関でも実証済み。

日射反射率や塗装前・塗装後の表面温度を計測してその違いをデータ化しています。

その温度差は最低でも5℃~10℃で、室内の温度に与える影響も半端なものではないそうです。

あるメーカーが開発した断熱塗装用の塗料は、実に室内温度を10℃~15℃も下げる節電効果があるといいます。

屋根や外壁の断熱機能が飛躍的に向上するわけです。

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▼ヒートカットと蓄熱効果の一石二鳥生活。

本来、太陽エネルギーというのは、それをうまく活用することで甚大な第2・第3のエネルギーを生み出すものですが、断熱塗装によってはじき飛ばされてしまった太陽光のエネルギーというのは、見方をかえれば勿体ないという専門家の意見も出てきています。

そこで今度は見方を一変して、家庭の屋根や外壁に塗った断熱塗装の表面から熱を取り出して蓄熱し、それを再利用しようという研究もすすめられています。

対象としているのはセラミック断熱塗装や断熱コート塗装など約10数種の断熱塗料。

もちろん塗料メーカー各社も積極的に強力していて、断熱効果のある断熱塗装が、今度は家庭環境における熱エネルギーの応用という分野でも貢献することになるのです。

こうなると断熱塗装とは何だろうという疑問が、ますます膨れ上がってしまいそうです。

たとえば断熱塗装を施すことで室内と外壁や屋根の温度差を比較して10℃以上つくりだすことができれば、安定的にそのぶんの太陽エネルギーを蓄えて電力に変換することができるのだそうです。

まだ実験過程ではあるので、“どれくらいの太陽熱で安定的な電力をどの程度生みだすのか”は確定できないものの、それを可能にする数式と技術(システム)が確立できれば、実用化に向けたステップに踏み出せるといいます。

断熱塗料で可能になりそうな「省エネ効果と蓄熱効果の一石二鳥生活」。

効果を発揮するのはコンクリート屋根でもモルタルの屋根でも同じといいますから頼もしい限りです。